納車から、2日と少しで、200kmほど走りました。まもなく、300km。
年間2万km以上走りますから、日常的な距離です。
デリカを選んだ理由のひとつは、ディーゼルエンジンということです。ガソリンエンジンとの価格差が大きいため、距離を走っても燃費のメリットは少ないのですが、ディーゼルのパワーがあるイメージと、CVTではなくATである点を重視しました。
また、車検をディーラーで受けるという条件付きながら、三菱自動車の保証が10年、10万kmというのも、年間の走行距離が長い私には合っています。
ディーゼルの走りは、走り出しは、とても、ゆっくりとしています。通常は、ゆっくりとした加速で十分ですが、例えば、右折で、素早く曲がりきりたい場合は、もっと、加速が欲しくなります。そのような場合、アクセルを深く踏み込むと、期待通りに加速してくれます。
この操作感は、私の運転に、ぴったりです。
雪道では、このゆっくりとした加速が長いことは、運転しやすくなると期待できます。それでいて、アクセルを踏み込めば、十分に、素早い加速も可能で、とても、運転しやすいです。
ATの挙動は、久しぶりです。
エンジンの回転数に合わせて、加速していく感じ。
一旦、回転数が落ちて、また、上がっていく感じ。
ブーン。一拍。ブーン。
懐かしいです。
高速道路での走行は、合流時も、十分に加速し、全く問題ありませんでした。
100km走行時も、2000回転ほどで、静かで快適でした。
一般道で、2000回転の場合、エンジン音が響きますが、高速道路では、ロードノイズの方が大きく、それにより相対的に静かに感じます。
80km走行時は、1500回転ほどで、エンジン音も、ロードノイズも気になりません。
急な坂道は、エンジンの回転数が上がり、頑張っている感じがしましたが、まだ、余裕が感じられました。
前車のフォレスターに比べて良いと感じたのは、下り坂でのエンジンブレーキの効き具合です。
フォレスターのCVT(一番、下のグレードに乗っていました)では、もう少しエンジンブレーキの効きが欲しいと思っていましたが、D5では、期待通りの効き具合です。
パドルシフトについては、最初は、「こんなのいるの?」という気分でしたが、下り坂で使ってみると、これが便利で、もう、必須な機能とまで思いました。
下り坂が急になれば、シフトダウン。緩やかになれば、シフトアップで、エンジンブレーキの効き具合を楽に調節できます。
ただし、何か制限が掛かっているらしく、シフトダウン、シフトアップできないシーンもありました。
たぶん、回転数が上がりすぎることを防止しているのでしょう。
乗り心地に関しては、車高が高いためか、やや、ポンと跳ねる感覚がありましたが、今のところ、さほど違いは感じません。