MIYATAのRIDGE RUNNERを選んだのは、e-MTBの中で、
・セミファットのタイヤ(2.8サイズ)
・ドロッパーシートポスト
の製品が、これしかなかったからです。
この2点に、こだわらなければ、メリダのeBIG.SEVEN 600にしていたと思います。こちらなら、まだ、街乗りでも、なんとか使えると思いますから。
また、他の製品でも、後で、タイヤとシートポストを交換すれば、RIDGE RUNNER相当になりますが、交換の手間と、製品の完成度?を考えると、最初から、RIDGE RUNNERを選んだ方が、得策と考えました。
太いタイヤ
電動アシストがなければ、太いタイヤは選ばなかったと思います。
ところが、実際に乗ってみると、案外、電動アシストなしでも走れます。速度を出そうと思えば辛くなりますが、のんびり走る分には、太いタイヤは、それほど負担になりません。電動アシストがなければ、砂地を走るような非常に重たいペダル回しになると思っていましたが、意外でした。
電動アシストを使えば、登り坂も、楽々と走ることができます。ゲレンデでも、時速10km程度で、登っていくことができました。電動アシストの力は偉大で、太いタイヤの重さを軽減してくれます。
タイヤは、ブロックタイヤです。しかし、ブロックタイヤの振動は、ほぼ感じません。愛車のMuddy Fox(26インチタイプ)もブロックタイヤですが、こちらは、ブロックタイヤのゴツゴツした感じが伝わってくるのと対照的です。
太いタイヤのおかげか、道路の下りで、少々、スピードを出したときでも安心感があります。
e-MTBなら、太いタイヤが良いと思います。ただし、スピードは出ません。
ドロッパーシートポスト
正直、使ってみるまで、メリットが分かりませんでした。
力の入るベストポジションに設定すれば、動かす必要などないのではないかと思っていたからです。
メリットが分かったのは、ゲレンデを下るときでした。サドルが高いまま、停車状態から下り始めようとしたとき、怖さを感じました。ここで、シートポストを下げて座ると、安心感がありました。
「なるほど、こういうことか」と、実感しました。